Posted on 10月 31, 2011 under 漁業日記 |
かの東日本大震災で仕事に大打撃を受けたのが、三陸地方の漁師さんたちでした。
津波で海岸線や港は壊滅状態、倉庫も使い物にならず、肝心の船なんて内陸にまで打ち上げられる始末。
命からがら避難した漁師たちも、あの有様を目の前にして途方に暮れるしかなかったのではないでしょうか。
漁師を続けるのはもう無理だと諦めた人もいます。
けれど、自分には漁師以外ないと業務を復旧させた人もいます。
どちらの選択が正しかったのか、ニュースで見ていただけの筆者には分かりません。
ですが、どちらの方々にも希望を捨てずに日々を過ごしてほしいと願っています。
震災から半年以上が経った現在では、僅かながらもシステムが復旧し、漁が行われていると聞きます。
一時期全くと言って良いほど無かった三陸産の海産物を、店舗でも見かけるようになりました。
東京の整体で魚を食べるように言われているので、美味しそうなさんまを見かけてはいただいています。
復旧できた理由のひとつに、日本各地の同業者からの応援がありました。
漁船や海産物の冷凍保管庫が提供されるなんてニュースを見ては、何もできない筆者は胸を撫で下ろしていた覚えがあります。
ただ、このように復旧してきている一方で、原発事故による影響はどうにも収まりませんね。
福島県沖の漁や生態系への影響には胸を傷めるばかりです。
こればかりはガイガーカウンターで計ってみたところでどうしようもないかと思うと・・・
Posted on 4月 28, 2011 under 漁師 |
漁師を目指す男の人達は沢山いるでしょうけど、実は漁師の奥さんが一番大変なんですよね。
特に同居していると、旦那さんが漁に出ていない間はずっと他人と同居するわけですし、課程にもよるでしょうけどその分家族の食事も一緒に用意しなければいけない、(それは漁師の嫁だけに限りませんけど・・・)世間のサラリーマンの旦那様と活動する時間帯が違うので、家族との時間も取りずらいというのがあります。
家族の時間を大事にしたいと考えている人にとっては、これほど苦痛なことはないでしょう。
旅行なども滅多にいけませんし、とにかく漁師さんは仕事の事ばかり考えているので、家族の事を後回しになってしまうことも多いでしょう。
また、サラリーマン同様に付き合いなどもあり、昼間から酒を飲んで・・・ということもよくある話なようです。
お酒を飲んでしまえばもちろんその後運転することもできませんし、夕方に仕事から帰ってきて
そのままご飯も大して手を付けずに疲れて寝てしまう・・・なんてこともざらです。
漁師になりたいという方は多いですが、漁師の嫁になりたいという人は少ないのではないでしょうか。
好きになった人が漁師だと、仕方がないんですけどね・・・。
よっぽど優しい旦那様じゃない限り、我慢ばかりの生活になってしまうでしょう。
Posted on 1月 05, 2011 under 漁師 |
漁師と言えばまさに海の男!という感じですよね。
体が極端に弱い人を除けば、意外に誰でも漁師になることはできるようです。やっぱり漁師と言えば、体がゴンゴンで鍛えられていそうな感じの男っぽい人が多い・・・などというイメージがありますけどね。でも、特に必要なスキルや体格が基準になることはないのだそうです。
体力勝負の漁師とはいえ、見た目はいかにも弱そうな、やせ形でガリガリな人もいますからね。
しかも自然を相手にしている仕事だとはいえ、たった1人で大船に乗って漁に出るわけではないですし、人間関係の問題などで悩むのは普通の会社員となんら違いはないようです。
ただ、ある意味完全歩合制のようなものなので、自分の頑張り次第で収入につながるというのは今の時代ありがたいですよね。
ただ、あくまでも自然を相手にする仕事なので、「必ず大量にとれて毎回儲かる」ということは続かない、もしくは全くないということも覚悟しておかなければいけないのです。
ただ、メリットは漁師仲間の協力などにより、魚を取れた時の満足度、また、達成感は絶対に普通の会社員では味わえないところでしょうね。
デメリットをあげると、先ほども言ったようなことも含めてですが、自然が相手ということで、船に乗ってしまったら“シケ”に合ってしまうこともあるので、降りたくても簡単に降りられない事もあるのが現実。必ず定時で帰れる仕事を希望している人にとってはきついかもしれませんね。
また、これは人にもよりますが、船酔いの問題もあるので、酔ってしまう自信がある人、朝が弱い人は向いていないかもしれませんね(笑)
ネクタイを締めて専用サーバやダビングなどの仕事の社長をしている友人は、「漁師という男らしい職業に憧れはするけど、絶対に向いていない」と自信もって言っていました。確かに向き不向きはあるでしょうね・・・。
Posted on 9月 21, 2010 under 漁師への道 |
あの高倉健さん主演、ビートたけし(北野武)さん共演の日本映画『夜叉』(1985年公開)をご存知でしょうか。
簡単にあらすじをご紹介しましょう。
ある漁村に蛍子(田中裕子)という女性が居酒屋を開店、地元の漁師たちでにぎわう。やがて蛍子の愛人・矢島(ビートたけし)があとを追うように現れ、漁村で麻薬を売り捌きます。そこに漁師の一人、元ヤクザの修治(高倉健)が絡んで・・・。
あとは映画を観てのお楽しみです♪
脇を固める俳優陣を一部ご紹介すると、高倉健さんの奥さんを演じるいしだあゆみさん、漁師仲間の田中邦衛さん、高倉健さんがヤクザだった頃の舎弟だった小林稔侍さんなどなど。豪華な顔ぶれで観るものをストーリーに惹き込んでいってくれます。
寡黙な高倉健さんが演じる漁師が本当にカッコいい映画で、背中の入れ墨のおかげで子供と一緒にお風呂にはいることができないんですよね。ちょっと可哀想ですが、背中に彫られた夜叉の刺青が映画全般にわたって象徴的に使われています。ちなみに夜叉とは、インドの武神だそうです。とにかくカッコいい漁師ですから、漁師になりたい人は一度観ておくのをおすすめします。
さて話は変わりますが、最近はやりのクラウド、データセンターというキーワードをご存知でしょうか。
量子の世界でも、GPSが欠かせないものとなった現代、ビジネスでもクラウド技術は欠かせないものとなりつつあります。ITは苦手という人もこれからの世の中、避けては通れないものだといえそうです。
Posted on 7月 28, 2010 under 漁師 |
印刷を小ロットで請け負っている会社に勤めていた知り合いが、漁師と結婚して退職。その猟師さんというのは今まだ26歳。まだまだ若い時期ですよね。でも驚いたのがその給料。
以前、漁師の年収は少なくて年収500万くらいだと聞いていたのに、その旦那さんはなんと月に手取りで17万だそう・・・。しかもかれこれ5年以上はそのままで、まったく昇給がないそうで。
そんな給料で結婚して、奥さんは働かずにいてまともな生活なんてできるのか?と思いきや、やっぱりまだまだ若い旦那さん。
親に甘えている生活が続き、家の頭金として1000万も出してもらい、更に月々5万ぽっちのローンすらまともに毎月返すことができず、結局また親にローンの支払い分をだしてもらったりして、その上更に生活費が足りなくなったらまた親にもらいに行く日々を繰り返しているのだそうです。
でも、なにやらその漁師さんが所属している組合(?)では、税金をちょろまかしている“裏金”と呼んでいるものがあるようで、それを従業員に年に2回、賞与とはまた別に渡されているという話を聞きました。更にその日取れた魚を個人的にもらったり、知り合いの魚屋さんに売りに行ったりすることで、また別で1日1万~3万円くらいの収入が、何日かに1回はあるのだそう。
その手取りとしてもらっている給料はもちろん税金として引かれている上で受け取っているそうですが、それ以外の収入はすべて税金を免れているのだとか。そんなに悪いことをしている組合もあるものなんですね。
その奥さん曰く、「会社がしていることがもし見つかったらうちの家庭も終わりだよ」と言っていましたが、その裏金だと呼んでいる収入がなくなったら、確かに今以上に親に頼ることになるでしょうし、奥さん的には複雑な思いをしているだろうなと思いました。
漁師の収入が高い裏側を知った気がしました。コールセンターのシステム関係の会社に勤めている方が安定しているかなと思いました。漁師って男の職業って感じなので男も女も憧れるんですけどね。
Posted on 1月 12, 2010 under 漁師 |
明けましておめでとうございます。
今年も”漁師になろう”をよろしくお願いします。
連休は、町を行けば成人式帰りの振袖を着た若い女性や若い男性を見かけましたね。
成人式は無事、上げる事が出来ましたか?
やはり、女性の着物姿というものは良いものですよね。
ついつい、目で追ってしまいますから。
そんな成人の日にちなんで、さまざまな20歳の方の生き方の特集が組まれて何気にみてました。
20歳で人それぞれ、生き方が違うものだなと感じましたね。
私の友人の息子は、今大学生でこの前帰ってきてたんですが”いつまでも親に頼っていて全然大人になれてない”とそのお母さんがぼやいていました。
自分が20歳の時はどうだったかな~とふと考えさせられましたね。
きっと、大人にはなりきれていないまだまだ子供だったに違いありません。
今を生きる若者達の、今出来る事、今しか出来ない事をして精一杯人生を生きて行ってほしいものですね。
Posted on 8月 13, 2009 under 漁業日記 |
JRで興味深い中吊りを見かけた。「漁師は特別な職業ではない」というキャッチコピーを以前に見た事がある。
全国での漁業就業フェアの告知や、漁業で働くことを応援するサイトのことが告知されていた。
そのサイトを覗いてみると、漁師になる方法や漁師に転職した人の体験談など、さらに漁船売買情報などなかなか内容は熱い。
特に体験談コーナーは読み応えがあり、サラリーマンを辞め、海の近くに住みつつ、私生活もエンジョイしつつも漁師という過酷ではあるがやりがいのある仕事にチャレンジしているという経験談に胸が熱くなった。
実際、漁師の年収ってどれくらいあるんでしょうか?
よく「借金のカタに女性は風俗、男性はマグロ漁船に売られる」という噂を聞く。
マグロ1回乗ればあっという間に借金が返せる、というのは本当なのだろうか? ということで調査を開始。
ある港町の遠洋マグロ漁船の船員によると「昔の船頭ならともかく、今はそんな奴はいない!」とのことでした。
そして、その漁師さんに実際の年収は?と聞くと
「航海によって違うのでなんとも言えないが、少ない時で年収500万円ぐらい。」と話してくれた。
ここ20年間の間でマグロの売価は下がる一方らしい。
ミナミマグロの平均魚価は、1980年には1キロあたり平均1万円だったのが現在では平均4500円。
実に半額以下になってしまった。海外から安いマグロが大量に輸入されるため、値崩れが起きたことが原因の一つとして考えられる。
どうやら「マグロ漁船に乗れば、借金が返せる」はもはや、遠い昔の話になったようです。
Posted on 4月 02, 2009 under 漁師 |
漁師の大切なことの一つに魚群がいそうなポイントを把握しておくことがあります。
それは沖縄のスノーケルポイントを把握しているのとは違って、パッと見目印になりそうなものが何もないような辺り一面海と言うところで覚えておかなくてはいけません。
漁師にはさまざまなジャンルがあり、また様々な能力をつけていかなくてははいけませんが、先に述べたこともその能力の一つと言えるでしょう。
数か月から1年にもわたる長期でカツオやマグロなど専門に狙って世界の海を渡っている遠洋漁業は、他の漁業に比べて比較的収入が多い得れども、長期間船の上で生活することから、陸にいる家族と離れて暮らさなくてはならないこと、長期航行になることからも、同じ漁船に乗り合わせている仲間との協調性が問われるジャンルになります。
また、求人も漁師の中では少なく、新規で採用してもらうのが難しいです。
これに対し、沿岸漁業は定置網やまき網漁の船員が人手を必要としていることからも、漁師として就職できるチャンスが大きいジャンルです。
沿岸漁業は日本の漁師の大半がこのジャンルで仕事をしていると言っても過言ではないほどに両市の人口の多いジャンル。
周りを海に囲まれている日本とちう地形から、漁場が近く、日帰りで漁をすることが基本で、漁協に加入する必要がありますが、漁師=漁協組合員であるということを分かった上で漁師になる必要がありますよ。
Posted on 3月 03, 2009 under 漁師への道 |
漁師になるためには、漁師である親の後を継ぎ、親から家庭教師のようにマンツーマンで漁の仕方を学ぶ方法の他に、水産高校で、漁師の基本的知識を学んでから、現場に出ていく方法などがあります。
水産高校では、漁の命でもある網の治し方や、最終的には漁の実習の授業もあるようです。
漁師も最近では後継者不足に悩まされつつあります。
そこで、身内に漁師がいるわけではないが、漁師になりたい!と思っていらっしゃる方は、以前述べたことがありますが、ぜひ全国漁業就業者確保育成センターに連絡をとってみてはいかがでしょうか。
水産庁もバックアップしているので、安心ですよ。
大阪と福岡で、漁業就業支援フェアを近々開催する予定になっているそうです。
海に少しでも興味があるという方は、覗いてみてはいかがでしょうか。
また、もしそのフェアで本格的に働きたいと思い、船主さんからも是非にとのお誘いがあれば、研修に参加できます。
また、研修期間中も、一日三時間以内の研修時間の他に、研修先でアルバイトをすることもできるようになっているので、収入の心配もなさそうです。
漁師は職人気質、昔堅気な人が多いです。
ぶっきらぼうな教え方をする人も中にはいるかもしれませんが、海の男は情が厚いので、ふつころに入ってみれば、あったかい人たちばかりなので、漁師と無縁な人でも、漁師になりたいという気持ちさえあれば、その門は大きく開かれているので、気軽に連絡を取ってみてください。
Posted on 2月 04, 2009 under 漁師への道 |
一時期は原油の高騰が原因で、漁に出ること自体が赤字につながるという漁師にとっては頭痛の原因になっていた原油高ですが、ここしばらくは安定してきていて、一安心といったところでしょうか。
漁業関係者がストライキを起こしたところで、マスコミに取り上げられても、なかなか国にまでは声が届きませんでしたが、今となっては、あの異常なほどの原油高はなんだったのでしょう。
今は原油の値段もあの時ほど大きく上昇することはなくなりましたが、それでも、1円でも高くなるとピクッと反応してしまいませんか?
船の燃料の価格が上がるのもつらいですが、ガソリンの値段が上がるのもつらくて、明日からガソリンの値段が上がるぞという日には、仕事が終わってから2時間近くも並んで車に燃料を満タンに入れてきたものです。
しかも、待ち時間中のガソリン代が高くつくからと、アイドリングストップに徹していた人、沢山いましたよね。
あの時のようなエコなガソリンの使い方をしていれば、二酸化炭素削減に一役買いそうなものですが、喉元過ぎればナントやら。
アイドリングしている車をたくさん見かけるようになりました。
地球温暖化と漁師とはきっても離せない縁があると思います。
海の温度が0.5度上昇するだけでも、魚の回遊する場所が変わってきてしまいます。
今まで近くの漁場で取れた魚が今では船で1時間近く離れたところまで行かないととれなくなるという現象は、間違えなく地球温暖化と大きく関係していると思います。
そんな中、今年はニシンが沢山とれたという嬉しいニュースが聴けました。
ニシンは乱獲によってその数が劇的に減少してしまったと言われている魚ですが、他に、海水の温度上昇も原因とされています。
それは私たち人間がしてしまったことにほかなりません。
だとしたら、私が今すぐにでもできる地球温暖化対策の一つとして、ガソリンが高騰しているときのように、エコラン・アイドリングストップを心がけていきたいものですね。
小さなことからコツコツと。